So-net無料ブログ作成
検索選択

学生のBest Presentation Award受賞 [教育]

6月16日(土)に開催された、マイクロ波英語発表会で、私の研究室の4年生の学生が見事Best Presentation Awardを受賞しました。
http://www.elec.ryukoku.ac.jp/~ishizaki/English.html
P1000219.JPGマイクロ波英語発表会は、これから、ますます国際化が重要となってくる技術の分野で、世界的に活躍できるマイクロ波技術者を育てようという高い目標を掲げ、世界的な学会であるIEEEのマイクロ波関西支部が主催したものです。今年は、関西のマイクロ波関係の大学研究室から22名の学生が参加し、4名のBest Presentation Awardと1名の特別賞が送られました。私の研究室からは、4名の修士1年生と2名の4年生が参加し、そのうちのひとりが見事栄冠を射止めたわけです。
最初、参加を学生たちに促したときは皆参加を躊躇していましたが、いざ参加するとなると、学生たちは大変頑張りました。実際、私一人で6名を指導するのは本当に大変でしたが、その私の様子を見て、学生たちだけで集まって練習するなどしていたようです。学生たちが自主的に練習しているのを見て、本当に感激しました。いまどきの若者も捨てたものじゃない、やる時はやるという姿にジンときました。P1000220.JPG
私は関西支部の役員として、発表の審査も担当させて頂いたのですが、毎年、本当にレベルが上がってきています。特に、今年は接戦で、全員にBest Presentation Awardのチャンスがあったように思います。プレゼンテーションでは皆メモも見ずにどうどうとしゃべっていました。敢えて言うならば、質疑応答Q&Aでコミュニケーションが出来ていたかどうかの差だったのではないかと思います。
コミュニケーションというのは、流暢にしゃべるということではなく、相手と思いを通じ合わせたいという強い気持ちが重要だと思います。日本人は、ややもすると恥ずかしさが先に立ってコミュニケーションの努力を放棄しがちです。しかし、何とか気持ちを通じ合わせたいと思えば、日本語の答えを英語に訳することに力を注ぐのではなく、ともかく相手にどうわかってもらえるかを態度で示そうとし、その結果、コミュニケーションが取れることになります。結局、それが英語上達の秘訣ではないでしょうか。
今回のこの経験は、学生にとっても良い経験になったと思いますが、私にとっても努力すれば超有名校相手でも互角に戦える学生を育てることができるといういい勉強になりました。これからも頑張るぞという気分です。

学生たちの人生最初の就活 [教育]

就職を希望する4年生の就活がだいぶ進み、一部の人は内定をもらってきている。学生たちは、少しでも良いところに就職するために大変な努力をしているようである。しかし、その良いところというのは、一体どんなところであろうか。先日、あるオンライン雑誌にこんな記事が載っていた。
http://president.jp/articles/-/6231
それによると、最近の学生は転職できる会社かどうかという基準で就職先を探しているようである。
私が大学を卒業して就職した頃は、終身雇用が当たり前で、就職の時に転職を考えるなどということは想像も出来なかった。つまり、就活は一生に一度きりやれば十分であり、それ以上考えることは何も無かった。私が就職した会社も、創業者が会社の経営がいくら苦しくても絶対にリストラはしないという、良い会社であった。一度就職すれば、定年退職するまでの約40年間は安泰のはずだった。
しかし、ITバブル崩壊後に赤字経営に陥り、創業者が絶対にやらなかったリストラを早期退職制度という名の元に断行したのである。それで終わりであればまだ良かったのであるが、また10年後にさらに深刻なリストラをやらざるを得ない状況に陥っている。日本の国策会社と言われた日本航空でさえ、リストラをせざるを得なかったのであるから、普通の民間企業なら普通にありうる話である。
かつて、産業の主役は約30年で交代すると言われてきた。戦後の日本を見ても、繊維、造船、鉄鋼とかつての花形だった産業が約30年間の繁栄の後、主役の座を降りている。最近の時代の移り変わりのスピードを見れば、それが20年になり、15年になっているように見受けられる。
すなわち、一度就職しても、20年後、最悪15年後にはリストラの憂き目にあい、再び就活をしなければならない可能性は極めて高いのである。このブログのタイトルを「人生最初の就活」としたのは、2度目、3度目の就活の可能性が極めて高くなってきているということを言いたかったからである。
一度目の就活は、大学というブランド名と、そして何より若い新卒という魅力で、いくら就職戦線が厳しいとはいえ、引く手あまたである。これに対して、2度目、3度目の就活は、業績不振の会社をリストラされ、或いは会社が潰れての就活であるから、最初から負のブランドを掲げた苦しい戦いである。前職で地位が高ければ高いほど、あなたのマネジメントが悪かったから会社が傾いたと色眼鏡で見られかねない。
それでは、将来のこのような状況に対して学生たちはどのようにすればいいのであろうか?答えは、簡単である。それは、付け焼刃ではない、真の実力を身につけることである。一度目の就活は、表面を取り繕えば何とか誤魔化せるかもしれないが、メッキは剥がれるものである。真に実力があれば、恐らくライバル企業から、是非うちに来て欲しいというお誘いの声が掛かるであろう。学生たちには、是非がんばって欲しいものである。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。